専門医の連携治療

大阪梅田・四天王寺のイースマイル国際矯正歯科では、インプラントや補綴(ほてつ)の専門医と連携し、それぞれの深い知見と技術を組み合わせた総合的な治療をご提案することが可能です。これからインプラントや補綴を考えておらえる方には、是非一度ご相談いただくことをおすすめします。

※補綴治療とは、歯が欠けたりなくなった時にかぶせ物や入れ歯などで補うため行う治療です。

連携治療のすすめ

インプラントや差し歯の治療を予定されている患者さんに

虫歯で歯が抜けたり歯周病でグラグラしてから歯医者さんに行くと、大抵の場合、ブリッジやインプラントなどの治療を勧められます。ただしそうした状態になる前の歯ならびが悪かった場合、先ずは矯正治療で歯の位置付けを整えてからでなくては、十分に満足できるきちんとした補綴治療やインプラント治療は出来ないのです。

もしあなたの歯医者さんが、そうしたインプラントや差し歯などの治療をする前に、矯正治療をすすめてくれたとしたら、あなたはとてもラッキーです。なぜならその歯医者さんは、あなたに本当にきちんとした治療をしようとしてくれる歯医者さんだからです。

専門医連携治療とは

専門医が連携するインターディシプリナリー治療

イースマイル国際矯正歯科は矯正専門ですが、矯正分野だけでも世界の技術の進歩はめざましく、新しい知見を得るために、海外も含め毎月のように学会に参加しています。すべての分野においてこのようなレベルで新知見を取り入れるのは限界があります。
そこで、当院では複数の専門分野の医師と連携を取り、ゴールを共有して治療を進める専門医連携治療(インターディシプリナリー治療)を行なっています。専門医ならではの深い知見と技術を組み合わせ、患者さん一人ひとりに最も合理的な治療ゴールを共有し、より安全に、よりよい結果を目指します。

診 断

まず、それぞれの専門医にて専門的な検査を行います。これらの結果を持ち寄って、それぞれの専門医に何が出来るのかを考え合わせ、患者さんも含めて治療ゴールを『共有』します。

治 療

『共有』された治療ゴールに向かって、治療を進めます。

治療例 : 59才男性

術前

矯正治療前で、この状態で奥歯にインプラントを入れられようとしていました。もちろんこの上段の状態でも奥歯にインプラントを入れることは可能です。

術後

矯正治療をしてからインプラントをしたのとでは全く結果が異なることが分かると思います。

治療例 : 42才女性

術前

前歯部の審美補綴をしようとして、補綴専門医から先に矯正治療をした方が良いとイースマイルを紹介される。

矯正治療終了時

上顎前歯はやや小さめだが、補綴処置をした時に綺麗になるように歯ぐきの高さを基準に歯を配列。

補綴処置終了時

叢生もなく、自然な感じで補綴処置を終了。(補綴治療:須田剛義先生)。

典型的な治療の流れ

歯周病医
根管治療医

準備段階は仮の歯で(歯周病医・根管治療医)

歯周病医や根管治療医などで、虫歯治療と、初期の歯周治療を行います。今かぶせが入っている部分は、まず仮歯に変えてもらいます。歯周再生治療が必要な場合は、再生治療を行います。

歯を動かしていこう(矯正歯科医)

いよいよ矯正治療をスタートします。傾斜してしまった歯を立て直したり、抜けた部分に歯を移動して隙間をつめたり、あとで審美補綴処置やインプラント処置などがしやすい位置づけに歯を移動します。専門医同士がディスカッションして最適なゴールを設定します。

補綴医

最後の仕上げ(補綴医)

矯正治療が終わったら、いよいよ仕上げとしての補綴処置。インプラントや審美処置もずっとシンプルにやりやすくなっており、キレイで長持ちするものが入れられるはずです。

インターディシプリナリー治療の利点

矯正も歯周も歯内療法も補綴も外科も、すべてこなすという『スーパーデンティスト』もいますが、そうした治療とは異なる、インターディシプリナリーならではの利点があります。

メリット1

複数分野の専門的知見を組み合わせることができる

メリット2

知識の偏り、ドクターの思い込みを防ぐことができる

メリット3

治療が正しく進められているか、専門医同士お互いに評価できる

「2007年2月、インディアンウェルスで開催されたアメリカ矯正歯科医会の連携治療特別部会でのスライドから」

各専門家がバラバラに各々の考えで治療していた時代から、複数の専門家と患者さんが価値観とゴールを共有して治療するインターディシプリナリー治療へと変わって来たことを示しています。

連携医院・ドクター紹介

歯科連携治療研究会を月1回開催しています。

イースマイルが連携している専門医は、各分野でも第一線のトップクラスで活躍するドクター達です。イースマイルでは月1回、これらのドクターが集まって連携治療研究会を開催し、それぞれの専門分野の知識交換を行なっています。連携治療をしている患者さんの症例検討はもちろん、各専門のドクターが海外の学会で得て来た最新情報の交換もおこなっています。

イースマイルが主に連携しているドクター

補綴専門
須田剛義先生 / 須田歯科
歯周治療専門
浦野智先生 / 浦野歯科診療所
歯内療法専門
吉田健二先生 / 吉田歯科医院
口腔外科専門
中島章宏先生 / N’sデンタルクリニック
顎顔面形成・美容外科
宮﨑邦夫先生 / リノクリニック東銀座
顎顔面形成・美容外科
山本崇弘先生 / コントアクリニック東京
顎顔面形成・美容外科
大守誠先生 / リラ・クラニオフェイシャル・クリニック

シニアの方のご相談が近年増えています。
末長く歯を大切にしたい方は、是非当院にご相談ください。

歯が抜けてインプラントを入れなければいけない、歯茎が痩せて歯が長くなってきている。そうした患者さんほど、実は矯正治療が重要です。年齢に関しては、50代〜70代のシニア層の方でも矯正治療は可能です。当院では、近年シニアの方の治療が増えており、治療結果にもご満足いただいております。歯でお悩みの方、ご自身の歯を末長く大切に使い続け健康維持を図りたい方は、是非ご相談ください。

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