上の前歯が出ている
出っ歯について
上の前歯と、下の前歯の前後的な位置付けに差がある場合、つまり、前歯の庇が大きい状態になっていると、下唇よりも上唇が出た状態になり、うまく唇を閉じることができません。このような場合に上唇が突出した状態になります。
ひどい場合は上の前歯の内側に下唇が入り込むようなこともあります。
治療例 #01
上顎前歯の唇側傾斜を示す上顎前突症例
- 矯正治療前
- 矯正治療後
- 治療開始時年齢
- 15歳10ヶ月
- 主訴
- すきっ歯
- 診断
- Angle II級1類上顎前突症
- 治療内容
- 上顎前歯の唇側傾斜を示す上顎前突症例。まずCarrier Motionを使ってボーンアンカースクリューからゴムをかけ、犬歯関係をI級にした。その後、II級ゴムを使いながらインビザラインで前突を治療した。アクセルデントという振動タイプの加速装置を併用して治療した。
- 治療装置
- Invisalign,Carrier,Acceledent,BAS
- 治療期間
- 1年9ヶ月
- リスク
- 矯正治療による歯の移動に伴う痛み、歯根吸収、虫歯
- 費用
- 1,220,400円(税込)
- 院長コメント
- まず、臼歯の前後的なずれを治すため、ボーンアンカースクリューとCarrierを使って上顎歯列を奥の方に寄せました。臼歯のずれが治ってから、アライナー型矯正装置(インビザライン)にて前歯を配列していきました。この時、歯に振動を与えて血流を良くし、アライナーの交換頻度を5日で交換していきました。患者さんもしっかりこの通りにアライナーを使っていただき、スムーズに治療が進みました。