【産休・育休】「当たり前」の感覚で取得、復帰後も在宅勤務など配慮に感謝する毎日
2023.06.09
イースマイル国際矯正歯科でコーディネーターとして活躍中の奥川有莉香さんに話を伺いました。産休・育休の取得から職場復帰するまでの日々について、また産休・育休を通じて感じた点など、女性の視点から見たイースマイルについて語っています。
産休・育休を「当たり前」の感覚でスムーズに取得できる環境だった
-産休・育休を取得した期間はいつからいつまででしたか?
2021年10月中旬から2023年4月まで産休・育休を取りました。自分の場合、子供は2021年12月に生まれたので、2021年10月から産休に入りましたが、2022年4月からすぐに保育園に入園するのは難しい状況でした。そのため、次の年度が始まる2023年4月を待って1年半ほど産休・育休を取得し、職場復帰したところです。
取得するにあたっては、妊娠がわかってからすぐに有本先生に報告し産休を取得するための準備をはじめたのが2021年7月末頃でした。イースマイルでは、産休・育休を取りづらいという雰囲気は全くなかったですね。
私がイースマイルで働いている間にも、先輩が2人、同期がひとりそれぞれ産休を取得していましたから、「取得できて当たり前」という感覚でした。ですから、有本先生にもすぐに報告しましたし、とても喜んでくださったので私もうれしかったです。もちろん周りのスタッフからも安心して産休に入れるよう、いろいろと配慮してもらえました。
-産休・育休中に、イースマイルから定期的に報告を受けたりするなどつながりはありましたか?
有本先生が公開しているYouTubeを閲覧していました。スタッフも登場するので、産休に入る前より更新が楽しみでしたね。みんなの近況がわかるみたいで(笑)。
あとはスタッフのブログを読んでいました。産休・育休に入って最初の頃は、仲良くしていただいていた患者さんについての質問が同僚から寄せられたり、逆にこちらが気になる患者さんについて「あの患者さん、いまどんな感じ?」と尋ねることもありました。
でも、はじめの1~2ヶ月くらいでしたね。私の場合、産休・育休に入る前からイースマイルで自分の歯科矯正もしていましたから、お休み中もマウスピースの交換に訪れる機会があったんです。
そこでイースマイルの状況や新しく入ったスタッフについてなど知ることができていました。あとは、仲の良いスタッフと毎月のように会ったり出かけたりしていましたから、イースマイルに関する情報はアップデートしやすかったです(笑)。子供が産まれてからはイースマイルに連れてきたり、仲の良い患者さんと一緒に写真を撮ったりなどもしましたよ。
-産休・育休中に自宅でキャリアに関する取り組みはなにかされましたか?
全くしなかったです(笑)。育児やベビースイミングなど、子供に集中した期間でした。
在宅勤務や出勤時間調整などきめ細かな配慮で働きやすい職場環境
-復職にあたっての不安はありましたか?
正直に言うと、不安がなかったというわけではありませんでした。まず、仕事に関して自分が忘れてしまっていたことを取り戻さなきゃ、という心配がありました。また、イースマイルでは新しい機器やシステムが次々に導入されますから、予約システムが変わったり、新たな機器が増えたりなどが頻繁に起きるんです。そのため、産休・育休中にはじまった新しい取り組みに追いつかないといけない、という焦りも感じましたね。
あとは、育休中は家事と子育てに集中できていましたが、復職したら仕事と子育てを両立させる必要があります。自分にできるかな、と考えてしまい、自信がありませんでした。
-現在はフルタイム勤務ですか?
フルタイム勤務ですが、オフィスでは時短勤務にしてもらい、在宅でも仕事する時間を作っています。コーディネーターの場合、在宅で勤務する場合は患者さんにLINEでお返事をしたり、新人さんの研修やトレーニングをZoomで担当できます。イースマイルはマニュアルをデジタルで管理しているので、内容のチェックや見直しを行うこともありますね。
今後はさらに在宅で可能な業務の幅が増えそうです。コーディネーターが患者さんとオンラインで治療計画について話し合えるシステムを導入すると有本先生がおっしゃっていましたから。
患者さんにとっても自宅から参加できますのでメリットにつながりますし、楽しみにしています。在宅勤務や出勤の時間を調整していただけるなどきめ細かく配慮していただき、働きやすい環境を用意してくれているので、とてもありがたいですね。
-職場復帰した時に、新しいシステムや新人さん以外に何か変化を感じた点はありましたか?
歯科矯正は進歩が速いので、新しい言葉や用語が次々に登場するんです。また、イースマイルの社内でもミーティングなどの略称が増えていくんですね。ですから、職場復帰した時は自分が知らないカタカナをみんなが使っていて「何を話しているんだろう?」とわからなかった(笑)。
知らない単語が登場する度に「それは何?」と聞いて、今はなんとか追いついてきましたね(笑)。あとは新しい患者さんについての情報をしっかりと把握するのに時間がかかりました。とくに、産休・育休前は患者さんひとりひとりの顔を思い浮かべて、どんな患者さんなのかしっかりと理解した上で連絡できていましたから、新しい患者さんについて学ぶのはなかなか大変でした。
産休・育休からの職場復帰で「女性にかかる負担の重さを再認識できた」
-産休・育休を取得した経験から、女性のキャリア観に変化はありましたか?
産休・育休から職場復帰を経て、女性の負担の重さを再認識しました。一般的に、保育園の手続きをしたり、子供を迎えに行ったり、熱を出したら休んで看護したり、などの役割は女性になりがちです。当然、仕事にも影響します。
イースマイルはみんなが19:30まで働いていますが、私の場合は保育園の迎えが18:00なので難しいんです。在宅勤務などの制度を利用していますが、勤務時間を調整できる会社でないと、産休・育休が明けてから仕事を継続できないだろうな、と感じます。
あとは周囲の理解ですね。実は今日も、子供を耳鼻科に連れて行ってから保育園に送り届け、それから出勤したんですが、誰ひとりイヤな顔などしないばかりか、逆に心配してくれるんです。周囲の理解と協力がある環境であるという点も、職場復帰における大切な条件なのだと実感しています。自分が産休・育休を取得して仕事に復帰して、改めて女性にかかる負担の重さを再認識しているところです。
-産休・育休を取得してよかったと感じている点を教えて下さい。
まず、家族と過ごす時間が増えたことです。もちろん、子供や夫と一緒にいる時間は増えましたが、孫を会わせるために実家に帰る機会も以前より多くなりました。みんなが笑顔になってくれるし、家族との関係が濃くなった、と感じています。
また、子供ができて今までになかった外との繋がりも増えています。子育てしていると、ベビーカーを押しているだけで声をかけられたり(笑)。保育園やベビースイミングではママ友ができましたし、いろいろな集まりにも誘ってもらえます。同じ年代の子供を育てているという共通点があるので、相談しやすいし、私が相談に乗ることもあります。
子供を通じて、いいお友達が増えたのも、とてもうれしいと思っています。
(取材日:2023年4月26日 聞き手:垣本陸)
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