スマイルの格差 ( smile disparity )
有本 博英 矯正歯科医
2016.05.18
こんにちは。有本博英です。最近格差社会と言われていますが、今日はスマイルの格差（ smile disparity ）について。
インビザラインアジアパシフィックサミットに参加する飛行機の中で、橘玲の『言ってはいけない - 残酷すぎる真実 -』を読みました。
インビザラインアジアパシフィックサミットに参加する飛行機の中で、橘玲の『言ってはいけない - 残酷すぎる真実 -』を読みました。
この本は、学問的データですでにわかっていることでも、世間の倫理的・道徳的な基準ではおおっぴらに言うのを憚られるような話を集めたものです。
その中に、『あまりに残酷な「美貌格差」』という章がありました。
容姿はどのくらい人生を左右するか？という、なかなかおおっぴらには聞きにくい疑問に答える様々な心理学的研究が紹介されているのですが、例えば収入で言えば、美人とブスの経済格差は3600万円と推定されています。他にも、美人に生まれれば、収入も高く、幸せな結婚ができて、たとえ裁判になっても有利な判決が得られる、というような研究データが紹介されています。（そんなのみんな知ってると思うけど）
美人とブスと言われればもう身も蓋もないですが、こんな研究も紹介されています。それは学生時代の卒業写真の研究。卒業写真の学生のその後の人生を調査した結果、卒業写真で口角を上げてスマイルしている人に比べて、笑っていない人の離婚率は５倍に上るというのです。さらに、「外向性」「親しみやすさ」「自尊心」などで圧倒的に関連付けられたのは『スマイル』でした。まさにスマイル０円だけどその価値はプライスレス！
そこで思い出したのがこの２人の『美男美女』の写真。リンク先でこの美男美女のショートムービーを見てみてください。美女を見たい人は女性を、男性イケメンを見たい人は男性をクリック！(ちょっと閲覧注意)
いかがでしたか？
みなさんは美人とブスの違いをどこで判断しますか？もちろん目鼻立も大切ですが、『スマイル』においては歯がとても重要なことは明らかですね。逆に言えば歯が悪ければ美男も美女も台無し。スマイルをキレイに整えるために、歯をキレイにする人が増えているのも納得です。
もちろん歯を治せば健康になれるという『おまけ』も付いてきますよ。ではでは。
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