専門医の時代がやってくる

長寿健康社会に向けてますます高度な医療技術が求められています。私たちは、矯正専門医ならではの高品質な医療を提供し、専門医同士の連携治療を目指しており、若手ドクターを募集しています。

目指すべきはスーパードクターではなく、チーム医療

歯科のあらゆる分野をカバーするようなスーパードクターを目指すことは、日本の一部の医師によって行われていますが、アメリカでは専門医同士の連携が主流です。

本物の品質は、一人のスーパーマンではなく、チーム医療によって生まれます。今日、専門医同士の連携がますます求められています。

なんでもできるスーパードクターのリスク

スーパードクターは、患者に対してあらゆることができると思われがちですが、このような医師にもリスクがあります。以下は、スーパードクターにとってのリスクの例です。

・中途半端な治療：スーパードクターがあらゆることをできると考えられているため、彼らは最適な治療法を見つけることができないことがあります。そのため、治療が中途半端で終わることがあります。

・考え方の偏り：スーパードクターは、自分の考え方に偏りがちです。そのため、最適な治療法が見つかっていない場合でも、スーパードクターは自分のやり方を貫こうとすることがあります。

・スーパードクターが患者を担当する場合、患者にとって重要な存在となりますが、スーパードクターが引退や転勤、やむを得ない事情などで治療を継続することができなくなった場合、患者は新しい医師に引き継がれざるを得ません。しかし、スーパードクターができることがすべてであるため、新しい医師が彼らの仕事を引き継ぐことができないことがあります。これにより、患者の治療が遅れ、治療の継続が困難になることがあります。

専門医は、自分が専門とする分野にしか知識や技術を持っていないというわけではありません。それどころか、専門的な知識と視点をもとに、全体を包括的に診断し、最適な治療方針を立てることができる医師です。そして、専門医同士が協力し合い、お互いに高め合うことで、より質の高い医療を提供していくのです。

矯正治療は全ての歯科治療の基盤となる分野です。成長期は健康的な人生を築くための基礎であり、予防の本質でもあります。大人の矯正治療には、前段階として歯周処置と歯内療法が必要で、きちんと下準備を行うことが重要です。その上で、専門的な観点から最終補綴を仕上げていくのです。

多くの一般歯科医が矯正治療を始める今こそ専門医の価値を

現在、マウスピース矯正がブームとなり、多くの一般歯科医が矯正治療に参入しています。しかし矯正治療は単に歯を並べれば良いということではありません。

そこには確固とした治療フィロソフィーが必要で、どこに並べるのか、どう並べるのか、いつ並べるのかといった診断や治療方針を明確に設定する必要があります。さらに、治療メカニクスはマウスピースに限らず、マルチブラケットはもちろんのこと、さまざまなサイエンスを基盤としたフォースを使いこなして治療にあたります。

当院では、矯正専門医ならではの診断と治療を行い、専門医同士の連携を大切にし、高度な歯科治療を提供する体制が整っています。これからの未来の矯正治療に興味のある若手ドクターの方、矯正歯科医として成長したい方は、ぜひ当院で一緒に可能性を広げていきましょう。

イースマイル国際矯正歯科
院長・矯正歯科医　有本博英

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