こんにちは！イースマイル国際矯正歯科の採用広報担当です。今日は、2023年3月12日・13日の2日間にわたり東京都港区麻布台の東京アメリカンクラブで開催された「MAOアカデミー」のセミナー「MAO 1」参加レポートをお伝えしたいと思います。

MAO Academyはアメリカ矯正歯科医会でアワード受賞したMOOテクニックをルーツに持つ、アライナーを使った矯正歯科医師向けの総合セミナーです。イースマイル国際矯正歯科の有本院長とスーパースマイル国際矯正歯科の賀久浩生院長が共同で主宰しています。

5回・のべ10日間のセミナーを中心としたディスカッションを含むインタラクティブなセミナーである「MAOシリーズ（1～5）」と、実習セミナーである「MAO Hand-on」、オンライン症例検討会の「MAO Insider」、そしてセミナー動画のアーカイブを中心とした自習室「MAO Study Space」から構成されているのが特徴です。

2023年2月にMAOアカデミーの公式Webサイトを開設いたしましたので、ぜひご覧ください。
MAOアカデミー（外部サイト）

MAOアカデミーでは2日間の集中講座「MAOシリーズ（1～5）」や実習「MAO Hands-on」を定期的に開催しており、1月には「MAO 3」と「MAO Hands-on」を多くの歯科医師さんが受講しました。
2023年1月アライナー矯正を総合的に学べるアカデミー「MAO 3」レポート
2023年1月アライナー矯正「MAO Academy」の実習セミナー「第1回MAO Hands-on」レポート

今回行われた「MAO 1」は「Elucidate　視覚化　課題と戦略を明確にする」というタイトルで以下のテーマについて学ぶセミナー。

・矯正治療で最も大切な診断とゴール設定について徹底的に学ぶ
・アライナーのメカニクスの基礎を理解する
・iTeroとクリンチェックの基礎テクニックをマスターする
・ゴールとメカニクスに基づいた症例選択で成功する治療を言語化する

「MAO 1」はMAOシリーズの中でもエントリーの性格が強いセミナーで、ワイヤーの経験はあるがアライナー矯正はビギナーという参加者も多く、受講者は約15名でした。ちなみに「MAO 1」は2022年9月にも実施しましたので今回が2回目にあたります。

2回目といっても内容は同一ではなく、進歩の速いアライナー矯正だけに講義内容はアップデートされるため前回に引き続き受講された方も数名。イースマイルから参加の谷野先生もそのひとりです。

今回の「MAO 1」講義パートでは、有本院長が「デジタル時代における矯正歯科界の3つの変化とこれから」というテーマで講演しました。3つの変化とはITの進歩による「デジタルシフト」、SNS時代の到来による「ソーシャルシフト」そして寿命の伸びを背景とした「ライフシフト」です。

また、有本院長とともにMAOアカデミーを主宰しているスーパースマイル国際矯正歯科の賀久院長は、インビザライン導入におけるMOOの考え方についてお話されたほか、バンコクで開催されたシンポジウムではカメラマンがポーズを細かく指示するなど、SNS上のプロモーションを意識する傾向が鮮明になってきたと興味深いエピソードも交えていました。

2日目に行われたインビザラインアウトカムシミュレーションの実習では、参加者の皆さんが真剣な表情で議論しました。有本院長や賀久院長にもたくさんの質問が寄せられ、両先生はテーブルを回って忙しそうに指導していましたよ。

スーパースマイル国際矯正歯科でシミュレーションの作製を担当している歯科衛生士さんも、参加者の先生方にシミュレーションについて説明。

谷野先生は「MAO 1」を受講しつつ、事務局としてセミナーの司会も務めるなど大活躍でした。イースマイルではMAOアカデミーへの参加を歯科医師のスキルアップの一環として捉えています。

谷野先生の左側はMAOアカデミーの運営全般を担当していただいているスーパースマイル国際矯正歯科の歯科衛生士・惣万さんです。

さて、2日間の「MAO 1」ではランチも出されます。今回は1日目のランチがハンバーガー、2日目がお弁当で、1日目のチーズバーガーにはシーザーサラダやデザートのケーキも添えられていました。

2日目は魚やすき焼き、天ぷら、煮物などが入った和食のお弁当でした。会場でランチを食べる有本院長。

今回の「MAO 1」では参加者の先生が有本院長、賀久院長らの著書にサインを求めるシーンも。2日間にわたる「MAO 1」を終えてほっとした表情の有本院長と賀久院長です。

有本院長は今回の「MAO 1」について次のようにコメントしています。

「MAO 1は矯正診断の一番基礎的な部分です。矯正治療は単に歯並びを並べるだけではなくて成長発育や加齢変化の中でゴール設定をしていく必要があるということを強調して受講生の先生に説明させていただきました。矯正治療のクオリティを上げていくためにどういう考え方が必要かあらためて再認識し、お伝えすることができたかと思います。」

また谷野先生もコメントを寄せてくださいました。

「MAO 1は9月にも参加させていただきましたが、内容がアップデートされていたり忘れてしまっていた部分などもあり、改めて有本先生が再受講を参加者の先生方に推奨している意味を感じました。診断やゴール設定がとても重要だということが再認識できました。」

イースマイルでは、進歩の早い矯正治療の最新技術を学ぶための機会を歯科医師に数多く提供しています。

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