コーディネーター取材記事カバー画像

インタビュー

【コーディネーター】患者様の想いを汲み取り、治療方針に反映させる役割にやりがい

2022.11.18

イースマイル国際矯正歯科でコーディネーターとして活躍中の坂平愛美さんにお話を伺いました。

一般歯科からの転職で感じたイースマイルにおける業務の特徴、またスキルアップやキャリアアップにくわえ、将来の夢についても語っていただいています。

アパレルから歯科業界へ転職、同業者のオススメでイースマイルへ入社

-ご経歴についてお話いただけますか。

コーディネーターの坂平と申します。私は医療系の学校ではなく、4年制の一般大学で社会学部を卒業しました。高等学校教諭一種免許状も面白そうだったので取得したのですが、先生にはならずに就職したんですね。

というのも、洋服が好きだったものですから、新卒でアパレル系の企業に入社して3年間勤めたんです。その後、違う仕事もしたいなぁと考えて医療系、最初は一般歯科に転職しました。

職種は受付と先生のアシスタントを務める歯科助手を2年間ほど経験し、それからイースマイル国際矯正歯科に入社して現在に至る、というキャリアです。

一般歯科では受付や予約の処理など一通り業務をこなせるようにはなりました。でも、患者さんとの接点というか、もっと話したりコミュニケーションがとれる仕事をしたいな、と考えたんですね。患者さんと密に話して寄り添えるような業務にチャレンジしたい、と思いはじめたんです。

そうした中でコーディネーターという職種について知ったんですけれども、前職の一般歯科で同僚だった歯科衛生士さんがたまたま矯正歯科出身で。

実は私も自分の歯並びに自信がなかったので、もともと矯正歯科に興味を持っていたこともあり、彼女の話を聞きながら「矯正歯科でいいところないですかね?」と聞いてみたんです。すると、評判が良いという矯正歯科をいくつか教えていただけたのですが、その中のひとつがイースマイルだったんです!

また、歯科医師の先生にも同じように聞いてみたところやっぱりイースマイルの名前が出てきて、それで応募して入社しました。同業者がオススメしていたので、入社にあたっての不安はなかったですね。

イースマイルではもう3年間働いており、現在4年目になります。4年目と言っても皆さん長く勤める方が多いので、まだまだ若手です(笑)。いまでも毎日いろいろと勉強させていただいています。

患者さんへの説明で重要な役割果たすコーディネーターの仕事にやりがい

-コーディネーターの仕事は、受付業務とはどう違うんでしょうか?

受付業務は、患者さんが来院した際の対応や予約処理、それからカルテの管理や電話でご相談の内容を承ったりなどですね。いわゆる「受付」のイメージそのままだと思います。

一方、歯科助手は先生の処置をアシストしたり、イースマイルではマウスピースのインビザラインを患者さんのフィットチェックや口腔内写真撮影などの業務も含みます。

コーディネーターは患者さんの治療開始に伴う重要なお話をする役割まで担います。来院した患者さんをご案内して、先生が診察してから治療の流れ、どんな装置を用いるのか、どの程度時間がかかるのか、費用などを先生に代わって患者さんにご説明します。

もちろん、コーディネーターが説明した後に先生が患者さんに直接お話するのですが、患者さんへの説明における中心的な役割はコーディネーターが担っています。ですから、キャリアとしては受付から歯科助手、そしてコーディネーターとステップアップしていきます。

イースマイルではコーディネーターや歯科助手も受付業務に入る場合がありますので、コーディネーターは業務に関して一番幅広いスキルが求められるんです。

-院内で受付から歯科助手、コーディネーターとキャリアアップするにあたっては何か試験があるのですか?

はい、イースマイルでは業務スキルを身につけるためのトレーニングファイルを用意しています。受付として入社すると、約3ヶ月間で業務の流れややり方をしっかりと覚えられるようになっているため、心配は不要です。

歯の名前についての解説やカルテへ入力する際の略語、予約を取るときに欠かせない施術に必要な時間など、とても詳細にまとめてあります。3ヶ月後にテストもありますから、覚えることも多いですし最初のうちはけっこう「みっちり」勉強する必要があるかもしれません。

私の場合は一般歯科で働いてから入社したので、歯に関する基礎的な知識はありましたが、それでもハードだったのを覚えています(笑)。

そして、3ヶ月間の研修期間が終わると、次は受付と助手を兼任しながらOJTの期間に入ります。コーディネーターは半年くらい経ってからトレーニングがはじまるというスケジュール感ですね。

4月に新卒で入社したスタッフが、ちょうど現在、コーディネーターになるためのトレーニングに入ったところです(取材日:10月中旬)。


コーディネーター坂平様取材記事画像1

イースマイルはスキルアップやキャリアアップに最適な職場環境

-日々の業務の流れについて教えていただけますか。

平日と土日で違うのですが平日は10:30から診察がはじまるので、9:30~9:40くらいの間に出社して着替え、それから掃除をします。10:15から診察開始の10:30までは全員で朝のMTGを行い、1日が始まるといった流れですね。

レセプションの場合はメールやSNSで患者さんからの問い合わせやご相談がかなりの数来ますから、先生に確認しながら返信しつつ、来院された患者さんの対応もするなど午前中はかなり忙しいです(笑)。

12:30に午前の診察が終わると昼休みに入りますが、ランチの後の時間、14:00から午後の診察が開始される15:00までイースマイルでは「プロジェクトアワー」が設定されています。プロジェクトアワーは自分の業務について自由に学ぶための時間で、みなスキルアップを図るため思い思いに勉強していますね。

もちろん、先生にも質問できますので、診療時間には聞けないことを教えていただいたり、有効に活用しています。場合によっては溜まっている業務を処理したり、みんなでミーティングに充てることもあります。

それから最近ではYouTubeの撮影をするのもプロジェクトアワーです。

youtubeバナー

ランチはお弁当の人もいますし、買いに行く人もいますが、基本的には先生を含めてみんなで一緒に食べるのがイースマイルの特徴だと思います。

バラバラに過ごすという歯科も多いですが、イースマイルは家族的というか、皆で仲良くランチタイムを過ごしています。ひとりの時間が欲しい、という方ももちろんいると思いますが、私はイースマイルのこうしたカルチャーがチームワークを育むのにとても有効なんだろうな、と感じてるんです。

過去にはランチタイムの過ごし方があわないという理由で入社してからまもなく退社してしまった方もいましたから、ぜひ、入社前にイースマイルのランチタイムを見て、知った上でエントリー頂けるといいな、と思います。

みんなが仲良いと、仕事にもメリットがあるんですよね。先生にも話しかけやすいですから、何か困ったことがあればすぐに相談できる。

また、先生との距離が近いので私たちの動きもよく見ていてくださっており、失敗する前に「ここ気をつけたほうがいいよ」とアドバイスを頂けるのも大変助かっています。

プロジェクトアワーが終わると平日は15:00から19:00までが午後の診療で、終了後は後片付けをしますが19:30頃には終わりますから、19:30過ぎには帰宅できることが多いですよ。

-仕事をしていてモチベーションが高まる・楽しいと思うのはどんなときですか?

初診の患者さんを担当する場合が多いのですが、患者さんとプライベートの話になることも多いんですね。最近こんなのにハマってるとか、あの映画見ましたよ、みたいな話をしたりするんです。

私も現在矯正治療2年目なので、治療の進捗についての話をすることもあって、患者さんと近い目線でお話できるのがとても楽しいです。

新たに来院された患者さんが、私の話に納得できたからイースマイルで治療を受けるわ、とおっしゃっていただけることもあって、仕事の充実感ややりがいにつながっていますね!

それから、イースマイルでは季節ごとのイベントにも力を入れており、いまはハロウィンですが次はクリスマスなど院内の飾り付けをするんです。夏はフロスキャンペーンでTシャツを作ったり。それらの準備がとても楽しいです。

-では、入社して戸惑った点や驚いた点ははなにかありましたか?

そうですね、業務について覚える必要のある量が思っていたよりも多かったので、すこし戸惑ってしまったかもしれません。

実は、以前に歯科助手をしていましたから、最初は同じような仕事かなと思っていたんです。でも、イースマイルでは業務範囲が想像していたより広かった(笑)。

矯正歯科は写真を撮って記録に残していくのですけれど、助手が患部をカメラで撮影します。また、患部をチェックするなど患者さんにとって大切な部分も先生に頼らず助手だけで担う場合があるのも前職とは異なる点でした。

業務範囲が広くなった上に、重要な領域まで任されるため、責任感というか仕事の重みが違うな、と強く感じたのを覚えています。大変ではあるのですけれども、様々な業務を担当させていただく中で、すごいスピードでスキルアップできているのも事実です。

助手というとルーティンな仕事にとどまる場合も多いですが、スキルアップやキャリアアップに取り組める環境でお仕事したい、と考える方にとっては、イースマイルは最適な職場だと思います。


コーディネーター坂平様取材記事画像2

老後はスイスで生活する夢、3連休も使って下見に行きたい

-将来の目標や人生のプランについてお話いただけますか。

私は老後にスイスでチョコチップクッキーを焼く生活をしたいんです。チョコチップクッキーがとても好きなので、チョコチップクッキーを焼きながらのんびり暮らしたいんですね(笑)。

スイスを選んだのは気候や治安が良さそうだしチョコレートも美味しそうだから、という理由なんですけれど、そんな夢を持っています。

仕事面で言うと、数字へのこだわりを強く持っていたいと思っています。年間の新規患者数は前年を上回るペースが続いているので、この勢いを止めたくないですね。

イースマイルでは個人の数字ではなく全体の数字を見ていますので、院全体で前年より患者さんの数を増やしていく。これを続けていきたいというのが目標です。

それから、患者さんの数が増えるに従ってスタッフの数が必要になりますから、どれだけ後輩を育てていけるかという点も仕事上の目標にしています。

みんな頑張ってくれているので見守っていきたいのと、新しく入社するスタッフが前向きに取り組んでもらえるような仕組みづくりですね。

後輩が増えてくるとスタッフ管理のような業務も増えてくるのですけれど、私はコーディネーターという仕事自体をとても気に入っていて、現場で患者さんとお話するのが楽しいんです。ですから、将来的にはマネージャーというよりリーダーとしてさらに活躍していきたいですね。

-イースマイルには毎月3連休がありますが、3連休はどのように活用していますか?

イースマイルの場合、患者さんのご都合に配慮して土日も診療していますので、週末は仕事している場合が多く平日のお休みが基本となりますが、旅行が好きな方などにとって毎月3連休があるのはうれしいですよね。リフレッシュできますし。

混んでいる土日にでかけたくないという方も少なくないですから。そういう方にとっても、平日に休めるのはメリットかもしれません。私もすいている平日に買い物に行くなど、プライベートを充実させていますよ(笑)。

といっても、私が入社したのは2019年8月だったんです。もともと海外旅行やライブに行くのが好きでしたから、イースマイルに入社して3連休を利用していろいろ出かけようと考えていたのですが、新型コロナでいけなくなってしまった(笑)。

仕方なく家族や友人と近場で過ごしていますが、コロナが収束したらまた海外に行きたいですね。

私はパンダが好きなので和歌山のアドベンチャーワールドや上野動物園をよく訪れるのですが、中国までパンダに会いに行きたいです。それからスイスにも下見に行かないといけませんからね(笑)。

-求職者の皆さんに向けたメッセージをお願いします。

先生が治療方針を決める際、私たちが患者さんの想いを掘り下げて聞いた上で先生に伝えるんですね。先生が考えた方針に患者さんの想いをプラスして、最終的な治療方針を決めていく。

ですから、私たちは患者さんと深くコミュニケーションして、どんな希望をお持ちなのか汲み取ってあげることが大切なんです。したがって、相手の立場に立って考えられる人がイースマイルに向いているんだと思います。

また、患者さんから話しかけやすい空気感を作っていけるという意味で、明るいタイプの方だといいですね。

それから、忙しい時はチェアも全部埋まってしまい、全員が自分の業務で手一杯になってしまいますから、全体を見渡して必要な場所へサポートに行くなど、臨機応変に動ける方だと素晴らしいと思います。

スキル的には、イースマイルの受付やコーディネーターは、一般歯科での経験もなかったスタッフが多いんです。何も知らなくても大丈夫、問題ありません(笑)。畑違いの業界からでも、しっかりと教えますから安心して入社していただけます。

入社してから覚えることはたくさんありますけれどね(笑)。

(取材日:2022年10月18日 聞き手:垣本陸

 

歯科衛生士の取材記事もぜひご覧ください!
【歯科衛生士】アメリカの学会に参加でき新技術導入に積極的な姿勢がイースマイルの魅力

E-Smile,E-Life一覧へ
一覧へ

ToTop