子供の歯列矯正 、いつから始める?
坂平 愛美 トリートメントコーディネーター
2020.06.02
子供の歯列矯正 はいつから始めたらいいのか?と、もうすぐ3歳になる子供のいる姉からよく聞かれます。みなさんお子さんがいらっしゃると、仕上げ磨きの際などに歯並びが気になり心配になる親御さんも多いかと思います。
いつから 子供の歯列矯正 は始めたらいいのか?
矯正治療を開始するのは、早い方がいいいのか?実際のところ、そういうわけでありません。アメリカ矯正歯科医師会では、7歳までに矯正歯科医師のチェックを推奨されています。当院では7〜8歳の乳歯が残っている時期に開始する治療を初期治療としています。この初期治療を行う目的として、下記の3つが挙げられます。
① 乳歯から永久歯の交換を邪魔する状態を治す
② 骨格成長を邪魔する状態を治す
③ 骨格の土台を整える
埋伏歯、欠損歯、萌出困難などはレントゲンを見て判断します。7歳までに一度レントゲンを撮って、矯正専門医による歯の成長の確認が必要です。噛み合わせによって、顎の位置がずれているなどがあれば早く発見して、その癖を骨格の成長の前に早めのうちに治す必要があります。また骨格の土台がずれていると、上顎の前歯が乳歯から永久歯に生え変わる際にスペースが全然足りないということが起こります。こういったことが起こらないよう、まず骨格の土台を整えていくことが必要になります。初期治療の治療期間はおよそ1年から1年半です。
さらに詳しい、子供の歯列矯正治療については、有本先生のYoutubeチャンネル「オーラルパワーの学校」にて是非ご覧ください。
子供の歯列矯正治療のチェック項目
7歳ごろまでに一度、矯正専門医に見てもらう
レントゲンを撮り乳歯から永久歯への交換を邪魔する状態がないかチェック
前歯の入れ替わりがスムーズにできるスペースがあるか
骨格のズレ、前後的ズレ、真ん中のズレがないか
受け口は早めに相談(5〜6歳から)
極端な出っ歯でなければ慌てなくても大丈夫
子供の歯列矯正は7歳頃に一度矯正専門医にレントゲンを撮ってチェックしていただくことをおすすめします。
当院では、子供の患者さんにも楽しんで通院していただける仕組みがたくさんあります!
初期治療については当院のホームページでも詳しくご覧頂けます。
こちらからどうぞ!