こんにちは。歯科衛生士 ( dentalhygienist ) の松尾です。

これから就活する方や転職を考えている方に今回はお伝えしたいと思います。

募集要項に書かれている内容

イースマイルでの歯科衛生士 ( dentalhygienist ) 業務は２つ。 
矯正歯科臨床補助と、患者さんの口腔内をキレイに保つ事です。 
生涯にわたる口腔健康知識を持っていただくのも重要な役目です。

とありますが、実際に私が行っていることについて詳しくお伝えしたいと思います。

一般歯科であれば、みなさんが学校で習ったようなことが主なお仕事だと思います。

矯正歯科は？？矯正治療を経験したことがある人であれば想像がつくと思いますが、矯正治療を経験していない人にとってはイメージがつきにくいですよね？

なのでこのブログを読んで少しでもイメージしていただければ良いなと思っています。

矯正歯科診療補助とは？？

当院ではワイヤーを使用した矯正治療も行っておりますが、マウスピースを使用した矯正治療が主になってきました。(当院では、インビザラインを使用しています。)

ってなると、さらに分からなくなりますよね？

大丈夫です。私もインビザライン を使用した矯正治療の診療補助は初めてでした。というのも、私が入社してから新しく導入された装置です。当院には、インビザラインが導入された当初から勤務しているスタッフが2名います。

マウスピース型矯正装置での治療は、歯科衛生士のお仕事はたくさんあります。

まずは、装置を作製するための歯型採り。これは当院では、iTero elementという口腔内スキャナーで採ります。これはほとんどの方が初めて使う機械だと思いますがコツをつかめば簡単です。粘土での歯型採りの場合失敗したり、嘔吐反射が強いと吐いてしまったり色々ありますが、スキャナーを使えばそれがありません。(iTero elementについてはこちらのブログを見てください)

そして、マウスピース型矯正装置と言っても歯に何もつけないというわけではありません。コンピューターで設計したアタッチメントと言う突起物を歯につけていきます。それも私たち歯科衛生士が行います。

HPには”患者さんのモチベーションを上げてもらえるようなムービー作成”とありますが、私もムービーを作成しました。歯科衛生士なのにムービー作成？？と思った方おられますよね？歯科衛生士だからといって、クリーニングやTBIだけが仕事ではありません。私は、患者さんに装置について分かりやすく説明するためのツールとしてムービーを選びました。もし皆さんが、患者さんの為にできる何かを見つけたらそれをしてみてください。イースマイルでは新しくあなたが考えたことを応援してくれます。

患者さんの口腔内をキレイに保つ事

もちろんTBIもクリーニングも行います。当院では治療開始前には全員歯磨きテストを受けてもらいます。(歯磨きテストについてはこちらのブログを、クリーニングについてはこちらのブログを見てください）

少しでもイメージできましたでしょうか？？

新卒の方の中には、最初から専門的な医院に行くと、その後それしかできなくなると思って一般歯科の方がいいかな？と思う人もいるかもしれません。でももしあなたが矯正歯科に興味があるなら最初から専門のところで働く方が断然いいと思います。好きなことや興味のあることを尖らせた方がより深く勉強でき、それは他の分野にも通じる知識と広がっていきます。仮に、歯周病の治療に興味が出たらその時に勉強すれば良いと思います。私が今一般歯科や口腔外科専門の医院などの医院へ行った場合、アタッチメントをキレイにつける技術は使えなくても、口腔内をキレイに保つ方法は共通です。それに将来は一般歯科でもスキャニングはどんどん増えてくると思いますので、一歩進んだ矯正歯科医院で学ぶことは決して無駄にはならないはず。なのであなたが少しでも興味をもったならぜひお気軽に見学にお越しください。

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※『インビザライン』は、米国アラインテクノロジー社が開発したフルデジタルのマウスピース型矯正装置です。日本ではプラスティック素材と口腔内スキャナー『iTero』が認可されていますが、作製されたマウスピース装置自体は海外技工物であるため、薬機法対象外となります。様々なマウスピース型矯正装置の中でも最も症例数が多く、2019年現在全世界で600万症例以上治療されています。

歯科衛生士　松尾すず