矯正歯科最前線
院内予防(滅菌)についてのお話し
2018.07.20
『院内予防(滅菌)について』
皆さんこんにちは。歯科衛生士の鈴木です。
梅雨も明けて蝉が鳴き始めましたね。蝉が鳴くと一気に夏!という感じがしてきてますね。
異常なくらい暑い日もあるのでしっかり水分補給してください!
さて、今回お伝えしたいことは予防についてです。
歯科で予防といえば虫歯予防や歯周病予防について思い浮かべることが多いと思いますが、
今回私がお伝えしたいことは院内の感染予防についてです。
あまりそれだけ聞いてもピンとこないかもしれませんが、器具の洗浄や消毒といったことも感染予防の1つです。
以前のブログで、『イースマイルの徹底した 衛生面』という記事は読んだことはありますか?
私がこのブログの記事を読んだのはイースマイルに入社する前の一般歯科に勤めている時でした。
もちろん一般歯科でも衛生面は細かく徹底していましたが、ここまでしている医院があるんだ!とすごく驚きました。
このブログに書いてある通りイースマイルではディスポーザブル(使い捨て)の器具や機材がほとんどです。
ですが、ディスポーザブルではない器具もたくさんあります。それは矯正歯科、一般歯科に限った話しではなくて、一般的な病院などでもそうです。
そういう患者さんのお口の中で使用した「使い捨てでない器具」はどのように清潔な状態にして再度患者さんに使用してるのかご存知でしょうか。
ディスポーザブルではない器具は、洗浄→消毒または超音波洗浄→滅菌の工程で、常に患者さんごとに新しいものを使用しています。
以前のブログの記事の滅菌(めっきん)という言葉について詳しくお伝えします。
消毒や殺菌と言った言葉はよく耳にするかと思いますが、「滅菌」という言葉はあまり聞いたことがないかもしれませんね。
滅菌とは「物質中の全ての微生物を死滅または除去すること」です。
つまり、そのものに付着している微生物を0にする。ということです。
滅菌する機械によって工程は様々ですが、基本的に100℃以上の蒸気や熱を使って菌をなくしていきます。
その滅菌器で対応できない器具や、そもそも滅菌すると壊れてしまったり、熱に耐えれなくて溶けたり変形してしまって滅菌を行うことができない器具などもありますが、
イースマイルでは2種類の滅菌器使い分けをし、さまざまな器具の滅菌を行なっております。
ただ滅菌機に器具を入れて滅菌すれば清潔になる。という訳ではなく、前回のブログの記事にも書いてある通り、洗浄、消毒または超音波洗浄をしっかり行った上で滅菌すること大切です。
イースマイルで通われている患者さんが安心して安全に治療を受けて頂くためにすごく大切なことですので、今後ともスタッフ全員で心がけていきます。
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