自由の先にある不自由と、不自由の先にある自由と。
有本 博英 矯正歯科医
2018.02.10
小学生の頃は自由そのものだった
中学になって不自由に気づいた(中二病?反抗期?ひきこもり?)
高校では大学に行けば自由にになれると思ってた(だからその時は超不自由と思ってた)
大学生の頃は自由を満喫した(自分は世界の中心にいて、愛でも冒険でも叫ぶことができた)
社会人になると、もっと自由になったが、もっと不自由にもなった。(おや?)
そして、頑張れば頑張るほど、自由も不自由も大きくなるのだ!
結局、不自由を自在に操るのが、自由に生きるコツだとわかってきた。
そもそも自分の内なる自由は、勉強とか仕事とか不自由の末に獲得してきたもので。
そして、自分の外なる自由は、他人の不自由かもしれず、他人の自由は自分の不自由かもしれず。
だからね、皆さんは矯正治療で多少の不自由を感じると思いますが、
その先には必ず大きくなった自由が待ってますから。
尊敬するアレキサンダー先生は Effort = Result とおっしゃいましたが、
その過程の不自由を楽しむのが人生を楽しむコツかと思います。
写真はインビザラインのアタッチメントをつけるのがとんでもなく不自由だったので色々試作した末に出来上がったEZアタッチメント。ちょっとだけ自由になりました。