Influenza インフルエンザ予防には、朝起きてすぐの歯磨きを!
有本 博英 矯正歯科医
2017.01.29
Influenza インフルエンザ予防は手洗いマスクだけではない
こんにちは、有本博英です。今日はインフルエンザ( influenza )予防の話。
今の時期、子供が家に帰ってくると、「手ぇ、洗いや!」と叫んでいるお母さんも多いはず。そう、風邪やインフルエンザの予防ですね。
今年もインフルエンザが猛威をふるい、学級閉鎖のところも出ているようです。
うちの息子もちゃんとA型にかかり(汗)、しばらくお部屋で隔離されておりました(今は治りました)。
インフルエンザは、ウイルスが(1)体内に入って、(2)感染する、ことで発症します。
インフルエンザは、ウイルスが(1)体内に入って、(2)感染する、ことで発症します。
それを防ぐためには、(1)体内に入れない、(2)感染させない、ことです。
手洗いやマスク着用などは(1)体内に入れないための対策ですね。
手洗いやマスク着用などは(1)体内に入れないための対策ですね。
では、(2)感染させない対策には何をすればいいのでしょうか?
Influenza インフルエンザは口の中の細菌が活性化させる!
インフルエンザウイルスを体の細胞とくっつかせなければ、ウイルスは活性化しないのです。
インフルエンザウイルスは、そのままでは細胞にくっつくことができません。
くっつくためにはウイルスの表面にあるHAという物質が活性化されている必要があります。
このHAを活性化する物質(プロテアーゼ)は、口の中の細菌が出すのです!
つまり、口の中の細菌が少なければ、インフルエンザウイルスが活性化されにくい、つまり、感染しにくいということです。
そして、口の中の細菌が一番多くなるのが、朝起きた時。
このHAを活性化する物質(プロテアーゼ)は、口の中の細菌が出すのです!
つまり、口の中の細菌が少なければ、インフルエンザウイルスが活性化されにくい、つまり、感染しにくいということです。
そして、口の中の細菌が一番多くなるのが、朝起きた時。
なぜなら、寝ているときは唾液の出る量が少なくなり、唾液による抗菌作用が低下するためです。
朝起きてすぐの口の中の細菌量はスプーン一杯のうんちと同じ
朝起きた時の口の中の細菌量はスプーン一杯のウンチと同じくらいとも言われています。
それらの出すプロテアーゼを減らし、喉や気道でウイルスを活性化させないようにすることこそ、インフルエンザウイルスを(2)感染させない対策、です。
つまり、朝起きてすぐ、朝ごはん前にしっかり歯磨きをすること。これがとっても効果があるのです。
老人ホームなどで、この朝起きてすぐ歯磨きを励行したところ、インフルエンザ発症率が1/10になったとか、インフルエンザにかかった人の10人のうち、朝歯磨きをしていたのは1人だけだったとかいう報告があります。
朝起きてすぐの歯磨き、朝ごはん前の歯磨き、徹底してやってみてください。
もちろん“歯磨き=歯ブラシ+フロス”で。
Influenzaインフルエンザの予防は徹底的なクリーニングと朝一の歯磨きで
あ、その前に、徹底的に口の中を綺麗にしておくというのも大切ですね。
そのためにはプロによるクリーニングをどうぞ。
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