アルバイト君のルール違反
有本 博英 矯正歯科医
2016.06.05
こんにちは、有本博英です。
イースマイルの土日の診療時間は平日より1時間半早い。当然朝早く出ることになるので、土日で大阪診療の朝ごはんは東梅田のカフェでコーヒーとパンを買って、オフィスで食べることにしています。
ここのコーヒーは美味しいのですが、アイスドリンク用のカップの蓋がゆるゆるで、持ち運んでいる間にいつもこぼれるんですね。入れてもらった紙袋の底がベチョベチョになります。
あんまりこぼれるので、ついにこの間、そこのアルバイトと思われるお兄さんにお願いしましたよ。「アイスだけどホットのカップに入れてくれませんか?」と。ホットのカップなら蓋がしっかりして漏れないのです。
で、今日はまた日曜の大阪診療日。いつものようにいつものメニューをいつものカフェでオーダー。特に何も言わなかったのですが、そうすると、今日は奥の方を受け持っていたこの間のお兄さんが、遠くからホット用のカップをかざしてこっちを見ている。これに入れときますね〜、とね。
ぼくがこの間行ったのは2週間くらい前なので、覚えていてくれたんだと、ちょっとうれしくなりました。
イースマイルのクレドには、『安心は堕落の始まり、変化を恐れず、変化を楽しむ』という一節があります。決まった仕事だからと安心していると、それは堕落につながる。常により良い変化を求めようということです。
おそらくこのお店では、アイスドリンクのテイクアウトはアイス用のカップと決まっていて、それがマニュアルになっているはずです。それをホットのカップに入れるのはルール違反でしょう。でもこのアルバイトのお兄さんは、自分の判断で顧客の声を尊重したルール違反をした。こういう人は出世させなければいけない(笑)。イースマイルのスタッフに欲しい(男だけど(笑))。これが会社レベルで、アイスのカップの改善とかにつながることになればもっと素晴らしい。そこは会社の度量ですね。
ではでは。