AAOスタッフ報告会
有本 博英 矯正歯科医
2016.06.03
こんにちは、有本博英です。
5月が終わり6月になりましたね。 5月は怒涛の学会シーズンでした。
特に1番大きな学会はアメリカ矯正歯科医会(AAO)です。参加者が2万人にも及ぶという世界一の規模の矯正学会です。今年はフロリダ州のオーランドで行われました。そう、あのディズニーワールドのオーランドです。
AAOと日本の矯正学会と大きく違うところはスタッフプログラムがとても充実しているということ。ドクター向けのサイエンティフィックセッションとほぼ同じくらいの量のスタッフセッションがあります。その熱気たるや日本の学会の比ではありません。
イースマイルではこのAAOにスタッフも一緒に行き、それらのスタッフプログラムを受講しています。 同士であるスマイルグループのオフィスからもスタッフが参加しています。
ドクターですら日本から参加する方が少ない中、スタッフも参加しているというオフィスはとても限られています。でも、矯正治療が文化として成熟しているアメリカの世界一の学会の空気を感じることは、まだまだ矯正治療が特殊だと思われている日本においてはとても重要なことだと思います。
そして、スタッフにとって、AAOは参加するだけで終わりではありません。
先月5月30日には、そのAAOに参加したスマイルグループのスタッフたちが集まってAAOで学んだことをプレゼンするAAOスタッフ報告会が開催されました。
スタッフ達にとってAAOはこの報告会までがAAOなのです。
このAAOスタッフ報告会は2006年ごろから始めましたのでもう10年になります。始めた当初はプレゼンもたどたどしいものでしたが、今年はみなさんのプレゼンも堂々としたセミナーになっており私自身もそのプレゼンを聞いて大変勉強になりました。