【マウスピース矯正中】のど飴食べていい?100%キシリトールなら大丈夫!
2021.12.01
梅雨の時期になりましたが、皆さん体調を崩してないでしょうか?マウスピース矯正中に、喉が痛くなることや乾燥で咳が出てしまうことってありますよね。そんなときに頼りたいのが「のど飴」。でも、マウスピースを装着したままのど飴を舐めても大丈夫? と不安に思われる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、砂糖が入っていない100%キシリトールのど飴ならOKです。ただし、選び方や食べすぎの注意点もあるため、ここでは虫歯リスクやおすすめの商品、ちょっとした豆知識までを一挙に解説します。ぜひ参考にしてください!
目次
- なぜ「シュガーレスのど飴」ならOKなの?
- 要注意!以下の成分が入っていると虫歯リスク増大
- 以下の甘味料だけなら基本OK
- 100%キシリトールのメリットと選び方
- ガムvs.タブレット:どちらがおすすめ?
- のど飴の食べ過ぎで「鼓腸」になる?
- 一緒に虫歯ゼロを目指そう!Youtubeも要チェック
- 参考リンク文献
1. なぜ「シュガーレスのど飴」ならOKなの?
マウスピース矯正では、矯正装置を常に装着した状態でいる時間が長いため、口の中に糖分が滞留すると虫歯リスクが急上昇します。
砂糖入りの飴を舐めると、歯の表面や矯正装置に糖分が付着し、細菌が糖分を分解して酸を出す→歯が溶ける→虫歯になる というサイクルが起こりやすいのです。

- 砂糖入りの食べ物を食べると、、、

- 口の中の菌が砂糖を食べて、その代謝物(菌のうんち)として酸が排出されます。その酸で歯が溶けてしまいます。これが虫歯です。
一方、砂糖がゼロの“シュガーレス”製品ならば、この虫歯リスクを大幅に減らせます。なかでも、100%キシリトールを含むのど飴やガムは、マウスピースを外さずに舐めても比較的安全とされています。キシリトールは菌が好まず、代謝物も出さないからです。
2. 要注意!以下の成分が入ってると虫歯リスク増大
「ちょっと甘いだけだし、砂糖くらい平気じゃない?」と思われがちですが、マウスピースを装着中に砂糖入りのど飴を舐めると、酸を生み出す細菌が大喜び。酸性度が高まるほど歯が溶けやすくなり、最終的には虫歯へと繋がります。
特に、以下の成分表示がある飴・ガム類は要注意です。
- グルコース(ブドウ糖)
- フルクトース(果糖)
- シュクロース(砂糖)
- ラクトース(乳糖)
- マルトース(麦芽糖)
- オリゴ糖
- 蜂蜜、水飴、濃縮果汁 など
マウスピース矯正中は“砂糖不使用”かどうかをしっかり見極めましょう。
3. 以下の甘味料だけなら基本OK
逆に、以下の甘味料だけが100%の場合は、基本的にOKとされています。
- 糖アルコール系
- キシリトール / マルチトール / マンニトール / ソルビトール / エリスリトール / 還元水飴 など
- 非糖質系甘味料(天然)
- ステビア / 甘草 など
- 非糖質系甘味料(人工)
- アスパルテーム / アセスルファムK / サッカリン / スクラロース / ネオテーム など
4. 100%キシリトールのメリットと選び方
- 虫歯リスクが大幅減
キシリトールは虫歯菌が代謝できない甘味料なので、酸が発生しにくい。 - むし歯予防効果
唾液分泌を促し、歯の再石灰化をサポートする可能性。 - 甘さはしっかり
砂糖に近い甘みがあり、おいしく飴やガムを楽しめる。
“ノンシュガー”表記でも、実は一部に砂糖が含まれているケースがあります。「100%キシリトール配合」と明記された歯科専用のど飴・ガムなら、マウスピースを付けたままでも虫歯リスクを抑えて楽しめるでしょう。
5. ガム vs. タブレット:どちらがおすすめ?

100%キシリトールのガム
ガムのメリット
- よく噛むことで唾液の分泌量がアップ→歯の再石灰化を助ける
- 間食の回数が減り、虫歯や肥満対策にも
タブレットのメリット
- 小さなお子さんやガムが苦手な人でも手軽に取り入れられる
- 噛まなくてもOKなので、マウスピースが浮いたり気になる場合に便利
いずれも100%キシリトール表記のものを選び、マウスピース装着中に噛んでもOKですが、噛みにくい方や外出先でサッと摂りたい方にはタブレットがおすすめです。
6. のど飴の食べ過ぎで「鼓腸」になる?
キシリトールなどの糖アルコールを過剰に摂取すると、下痢や“鼓腸”を起こすことがあります。“鼓腸”と聞くとあまり馴染みがないかもしれませんが、腸の中にガスが異常にたまって膨らんでいる状態のこと。ほどほどに楽しむことを心掛けましょう。
実はタイヤ発明のヒントに!ダンロップと鼓腸の意外な関係
ダンロップといえばタイヤで有名ですが、もともとイギリスの獣医師の名前です。牛のお腹にガスが溜まる鼓腸の様子をヒントにして、タイヤの中にも空気を入れようというアイデアに辿り着いたんだとか。私たちの生活に欠かせない自動車タイヤの誕生には、こんな裏話があったんですね。

- John Boyd Dunlop(1840―1921) イギリスの獣医、発明家、実業家。ウシの鼓腸症からヒントを得て、空気入りゴムタイヤを発明し特許をとった(1888)。
7. 一緒に虫歯ゼロを目指そう!Youtubeも要チェック
イースマイル国際矯正歯科のオーラルパワーの学校(YouTube)でも、「インビザラインはめたまま食べていい“のど飴”はある?」というテーマで詳しく紹介しています。
オーラルパワーの学校・インビザラインはめたまま、食べていい”のど飴”はある?
ぜひ動画で詳しい解説や実際の商品を見て、毎日のケアに役立ててください。
8. 参考リンク
初診コンサルテーションのご案内
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