マウスピース型矯正装置の洗浄方法
鈴木 由樹子 歯科衛生士
2020.06.05
こんにちは、今日はマウスピース型矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の 洗浄 方法について有本先生がYoutubeでお話しされていますのでブログでもお話ししたいと思います。
以前のブログでも有本先生が書かれてる記事がありますのでそちらもぜひご覧ください。
Mouthpiece (インビザライン) 装置の洗い方
マウスピース型矯正装置はどこが汚れやすいか?
歯の汚れ(プラークや食べかす)が残っている状態でマウスピース型矯正装置をはめているともちろんマウスピースに汚れも付いてきてます。色の濃い食べ物でしたらマウスピースに着色が付いてしまいます。
またお口の中の汚れにはバイオフィルムというぬるぬるした細菌の膜も付いてきます。(キッチンや排水溝のぬるぬるした汚れを同じです)それはお口に入れているマウスピース型矯正装置にも付いてきます。
また、その汚れはマウスピースの内面の前歯の切端(先)と内面の舌側により付きやすいと言われています。
(左:マウスピースの内面舌側 右:前歯の切端)
マウスピース型矯正装置洗浄の3ステップ
まずは歯ブラシで汚れを落とします。先ほど記載した内面舌側と切端のところは入念に磨きましょう。(当院では歯磨き粉を使っては磨かないように伝えてます。お水もしくは中性洗剤を使うように伝えてます。)
歯ブラシ後は洗浄剤に浸けます。当院ではこれらの2種類の洗浄剤をご用意しております。
そして洗浄剤に浸けたマウスピースを超音波 洗浄 器に入れて洗浄します。
この3つの工程をすることでマウスピース型矯正装置の汚れの量が飛躍的に減少します。
有本先生のYoutubeでは動画でわかりやすくお話しされているのでぜひご覧ください。