歯の健康・予防歯科

フロスについてのお話し

鈴木 由樹子 歯科衛生士

2019.11.29

             
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みなさん、初めまして、こんにちは。
9月からイースマイルに仲間入りしました歯科衛生士の鈴木です。

以前は一般歯科で働いていました。
前職でもそうでしたが、イースマイルに来てよく患者さんにお話するセルフケアはフロスについてです。
イースマイルに来るまでは指に巻いて使う方法ではなく、できそうであれば指に巻いてする方法、そうでなければホルダータイプ(持ち手がついたタイプ)のフロスを使っていただくよう、患者さんには伝えていました。

しかし、イースマイルに来てからは皆さんに指巻きタイプのフロスをおすすめしています。なぜなら、ホルダータイプのフロスでは絡め取った汚れがついたままの面を、隣の歯と歯の間のそうじにも使うので汚れが移動する可能性があるのと、歯の形にしっかりそわして、歯と歯茎の隙間にもフロスを入れて、歯周ポケット内の細菌をかきだすには糸状のフロスのほうが使いやすいからです。

指巻きタイプのフロスは器用ですぐできる方、そうでない方いると思いますが、練習すれば誰でもできるので頑張ってマスターしましょう!


当院では数あるフロスの中でフロアフロスをお勧めしています!
このフロアフロスですが、そもそも歯ぐきケア(歯周病予防)のために作られているので、歯の汚れをごっそり取ってくれます。
フロスの糸を少し割いてみると、


このようにたくさんの糸が合わさって1本の糸になってるのがわかると思います。
この細かい糸の本数は全部で384本だそうです!
この繊維がしっかりと歯ぐきの中の汚れから歯垢を絡め取ってくれます。

そしてお口の中の唾液に触れることによって384本の繊維がふわっと広がってくれるので、フロアフロス以外のフロスを通した際に勢いあまって歯ぐきの中に入ってしまった時の「痛い!」というのがなくなります。

虫歯の多くは、歯と歯の間に出来てしまうことが大半です。
歯と歯の間の汚れは歯ブラシの毛先は届きません!!
フロスで歯と歯の間をしっかりケアして、虫歯予防をしましょう。


フロスは面倒だと思う方もいると思いますが、このフロスは汚れが驚くほど取れてすごく気持ちが良いので使っていて楽しくなると思います!
フロスの正しい通し方がわからないという方は、スタッフが丁寧に通せるようになるまで指導致します。
当院のブラッシングコーナーにも置いてるのでぜひ1度使ってみて下さい

 

歯科衛生士 鈴木由樹子

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