歯の健康・予防歯科

フッ素 について

松尾 すず 歯科衛生士

2019.11.20

             
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こんにちは。歯科衛生士の松尾です。

今回は フッ素 についてお伝えしたいと思います。

フッ素は自然界にも多く存在する元素で、例えば魚.海藻.お茶に含まれています。

 

フッ素の役割を以下にあげます。

  • 歯の質を強くして酸に溶けにくい歯にします。
  • プラーク(歯垢)中のむし歯菌の働きを弱め、酸がつくられるのを抑えます。
  • 歯から溶け出したカルシウムやリンの再沈着を促進するので、初期の虫歯の進行を止める

 

2017年3月に薬用歯みがき剤におけるフッ化物の配合量を、上限1,000ppmから1,500ppmまで引き上げるという認可が厚生労働省にて決まりました。

それまではフッ素濃度が950ppmの歯磨き粉が一番濃度が高くて、イースマイルでもその歯磨き粉をおすすめしていましたがこれからは950ppmと1450ppmのものがあるので適切な方を選んで購入してください。

当院でフッ素濃度が1450ppmの商品は”Check UPスタンダード”のみです。

では、フッ化物含有歯みがき粉の選び方についてです。

高濃度のフッ化物配合薬用歯みがきが販売されるにあたり、注意事項があります。

使用年齢について、6歳以上の人限定で6歳未満の子どもは使用を控えてください。

理由は、フッ素症になる危険があるからです。

フッ素症とは歯に褐色の斑点や染みができる症状のことで、中等度の症例では、歯の表面にいくつかの白い点や小さな孔が生じ、より重症だと茶色い染みが生じます。

歯のフッ素症発現のリスクは幼児期(6歳以下)に集中します。よく見える前歯がフッ素症にかかりやすい時期は、1歳から3歳なので特にこの時期にフッ化物の摂取が過量にならないように注意してください。

フッ素 には副作用が現れる可能性が全くないわけではありませんが、過剰摂取しなければ問題ありません。

 

フッ素には副作用があることもご理解いただけたと思いますが、
それでも虫歯のできやすい子供にフッ素の効果を活用させたいとお考えのお父さん、お母さんに
子どもが日常的に使用できるフッ化物配合の歯磨き粉としておすすめのものが”Check Up kodomo”です。

使用料を調整することで、6ヶ月の歯の生え始めの頃から、フッ素配合の歯磨き粉を使うことができます。

泡だったり、味がきついなどの悩みもないので、小さな子供でもすすんで歯磨き粉を使うようになりやすいです。

フッ素 をうまく活用し、歯磨きとフロスで虫歯0を目指しましょう!!

 

歯科衛生士 松尾すず


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