近赤外線を併用した治療

近赤外線を併用した矯正治療

concierge 

2018.03.02

             
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今回は 近赤外線を併用した矯正治療 についてのおはなしです。
近赤外線を併用した治療は、英語でフォトバイオモジュレーションと呼ばれています。
当院では、有本院長やスタッフをはじめ、約200名の患者さんが当院でインビザライン (マウスピース型矯正装置)とフォトバイオモジュレーションを併用して矯正治療を受けられています。(2018年3月現在)

近赤外線を併用した矯正治療(フォトバイオモジュレーション)とは?

 
そもそも、 フォトバイオモジュレーションって何?ということなのですが、、、 
矯正治療のために開発された専用の装置をお口の中でくわえ、1日1回10分間、近赤外線の光を当てます。そうすることで、お口の中の細胞を活性化し、血流を増加させるのです。
 
詳しくはこちらを、または当院の患者さん限定コンテンツをご覧くださいませ。
 

 

患者さんご自身で簡単に使用でき、矯正治療期間が短くなる

 
専用の装置は、患者さんご自身で簡単に使用して頂けるものです。
ご自宅でお好きなお時間帯に1日1回10分間使用して頂きます。お口の中で装置をくわえてもらうだけで自動的に治療が始まり、複雑なボタン操作なども全くありません。機械操作が苦手という方でも安心ですね。
 
では、たった1日1回10分間、 専用の装置を使用したところで、どのような違いがあるのでしょうか。以下は私個人が使用しての感想です(非常に新しい装置なので科学的に効果が検証されているわけではございません。)。
  • 通常マウスピース交換は7日〜10日で行いますが最短3日に短縮できます。
    全体的な矯正治療期間の短縮が期待できます。
  •  早いペースで新しいマウスピースに交換できるので、常に清潔なマウスピースが使用できます。
  • 新しいマウスピースに交換したときは多少キツさがありますが、そのような痛みがスーッと引く感覚があり、
    痛みを軽減できます。
  • インビザラインによる治療では、マウスピースの枚数が多くても、この装置があれば1ヵ月に最大10枚分の治療計画を進めることができるので、より精密な歯の動きのコントロールが期待できます。
 
私の感覚では、あたたかい熱がじわじわと口の中へ広がり、マウスピース交換初日に感じるキツさなどもスーッとなくなるのを実感しています。

ちなみに、私のマウスピースは全部で83枚あるのですが…
フォトバイオモジュレーション 無しだと、通常7-10日交換なので全て使い終わるまでに
83枚×7日=581日=「約1年7ヶ月」もかかってしまう計算になります。
しかし、 専用装置があれば最短3日交換が出来たとして、
計算をすると…
83枚×3日=249日=「約8ヶ月」で83枚全てを使うことが出来ますね!約1年もの期間が減りました
おそらく追加アライナーがあるので、全体の治療が終わるのはもう少し時間はかかりますが矯正治療へのモチベーションが上がります。

ただ、この装置を併用する上で非常に重要なことは、マウスピースがしっかり歯にフィットした状態で交換を進めるということ!
もしも、フィットの悪い状態でどんどん進めると、計画とは違う方向に動く歯の移動量も大きくなるため、修正するのに時間がかかってしまう可能性があります。
患者さんご自身に扱っていただく装置にはなりますが、しっかりと治療が計画通り進めるようサポートしてくれるドクターやスタッフがいる環境での使用をお勧めします。

 

近赤外線を併用した矯正治療における費用などについてご興味のある方は、気軽にお尋ねください。

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