矯正一般

歯のリノベーション ( oral renovation )

2018.01.27

             
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oral renovation

こんにちは、有本博英です。今日は oral renovation 、歯のリノベーションの話です。最近は古民家とかの内装をやり直して再生させますよね。あのリノベーションです。

僕は去年ついにリーディンググラス、要するに老眼鏡(笑)を作りました。『目・肩・腰に』という薬のキャッチコピーがありますが、なかなかよくできたキャッチコピーだなぁと思います(苦笑)。肩も時々痛みますし腰も何度かギックリをやりました。

年を取ると、だんだん体は動かなくなってくるし、目も見えなくなってくるし、耳も聞こえなくなってくる。

 若い時は、スポーツとか旅行とか、知らない人と交流するために出かけるとか、楽器とか、ビジネスを大きくするために新たな投資をするとか、美味いものがあると聞けば遠くまで行って並んでみるとか、コンサートやライブに出かけるとか、はたまた異性に積極的にアプローチとか、ファッションでおしゃれをするとか、いろんなことをアクティブに楽しめたのに、だんだん体力も気力も弱くなってきて、そうしたことが面倒臭くなってくる。

 

体力・気力の衰えを感じ始める境目は個人差こそあれ中年以降、誰だってあるはずです。

そんな中でも、最後まで楽しめること、それは食事です。

夫婦やパートナーとの関係も、若い時は色々とアクティブに一緒に楽しめることはたくさんありますが、本当に一緒に、死ぬ間際まで楽しめることがあるとすれば、美味しい食事を楽しむことに行き着くのではないでしょうか。

 

そのときに歯がガタガタで歯周病になっていたり、歯が抜けてしまっていたりしたら、せっかくの人生終盤に楽しめるはずだったことが楽しめなくなってしまいます。

リンダグラットンは人生100年時代の人生戦略の本を書きましたが、健康クオリティの差が開き始めるのは中年。歯の健康クオリティが開き始めるのも中年以降です。というのも歯を支えている歯茎(歯周組織・歯槽骨)の老化と歯周病の悪化が加速し始めるから。

八重歯のお年寄りって滅多に見ないでしょう?歯並びが悪いと中年以降歯周病が急速に進んで歯が抜けてしまいます。若い時は八重歯でアクティブそうに見えていたあの人も、歳をとると八重歯の人はいなくなります。

 

目・肩・腰が来始めたな、というタイミングは、実は歯の健康状態も崩壊し始めるタイミング。それは歯のリノベーションをする最後のチャンスかもしれません。

 

食事は日常生活をする以上、死ぬまで毎日行うこと。

人生の『後半』をより豊かに過ごす基盤を作るために、40代〜50代で矯正治療を始める方が増えています。今まで不安定なまま酷使して来たお口の状態をリノベーションすれば、10歳くらいは本当に若返ります。なんの科学的データもないので、こんなことHPに書いたらダメなんですけどね。

イースマイルでは、今はマウスピースによる矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)を中心とした治療をしていますし、フォトバイオモジュレーションを併用して快適に治療を進めることもできます。歯のリノベーションは、人生最後まで美味しいものを楽しむための鍵となるでしょう。

 

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